『新戦争論1』の愛読者カードに、仙台の12歳の少女が
感想を書いてきてくれた。
・・・・・・・・・・・・・・
私は小6の歴史を学ぶとき、色々なことを知りました。
昔から歴史が好きだったため、父から太平洋戦争のことを
たくさん聞かされて、GHQのことや、憲法のこと、平和ボケ
してきていること、原爆をなぜ落としたかなど興味があり、
聞いていました。
歴史の授業のとき、先生は国のために戦い戦死した兵隊さん
たちの死には一切触れず、原爆で亡くなった国民、空襲の
ことだけを話していました。
もっとひどかったのは、国語の先生が「日本は卑怯な手を
使った」や「悪いことばかりした」「特攻隊はアホな飛行機」
「日本は国のために命を捨てるという愚かなことをした」
など言っていて、悲しくなりました。
その先生のことを父に話し、小林よしのりさんの『戦争論』
を見ました。
まだ難しくて分からないところが多々ありますが、勉強して
読みます。
国のために発揮した若者の勇気をアホ呼ばわりするのは
許せません。こういう状況を変えていきたいです。
・・・・・・・・・・・・・・
祖父の影響でこうなったのだろう。
学校教育より、祖父の教育の方が勝っているのはいいことだ。
将来、ネトウヨにならず、運動に走らず、集団に埋没しない
強い「個」を確立して、『戦争論』の正しい精神で、状況を
変えるための現場を見つけてほしい。
『戦争論』の誤読で、100万人のうちの1万人がネトウヨに
なったとしても、あとの99万人は真っ当に社会で働いている
のである。